ドルが動く アメリカ景気回復のきざし

さてさて、前回配信のメールマガジン
2012年 後半の投資戦略は?という内容をお届けしました。


基本戦略としては、円高継続の方針
日本株の高配当、優待銘柄など資産株への投資
また日本のREITへの投資などです。


ユーロ資産の売却
ユーロ資産への投資停止方針


という事をお伝えしていました。


ちなみに半年経った今はどうなのか?と言いますと
基本的に上記戦略は継続です。


ただし、ドル円相場においては
円高から円安の動きも視野に入れる必要が出てきました。


と言うのも、アメリカのQE3の緩和策以降
住宅在庫の底打ち、住宅投資の回復、そして先日発表された雇用統計の上方修正

など経済指標の回復転換がちらほら出てきました。


と言っても、細かい内容を見ていくと
まだまだ万全とは言えませんが、QE3以降
明らかに今までとは違う経済指標の転換が見えてきました。


この背景からドル円相場も円高から
円安に傾き始めてきました。


ただし、中長期でドル円相場のチャートを見ると
まだ下落トレンドが継続していることは明らかです。


この動きから、景気回復のきざしをどう織り込んでくるか?
かなり興味深いです。


またユーロについては、ユーロ円相場も
円安に傾いていますが、基本はユーロは戻り売り方針です。


ユーロはギリシャ、スペイン、ポルトガルなど
債務問題を全く解決できておらず、ギリシャのデフォルトリスクで
数日中にも、また大きく動きそうです。


結局の所、ユーロという多国籍統一通貨を
ベースに各国の財務情勢をみながら、意見をひとつにまとめていく。
というのが如何に難しいのか


ギリシャひとつにしても、全く解決できておらず
ただ時間稼ぎをしている現状を見ると、やはりユーロという通貨のリスクを
考えざる得ないです。

EU予算協議決裂、2012年追加歳出めぐり対立 13年予算検討できず(2012年11月10日)



このような背景からも、ユーロは引き続きウリの方針です。


日本資本への投資戦略は、
半年前と変わっていません。


日本株の高配当、優待銘柄など資産株への投資
また日本のREITへの投資などです。


日本株や、REITなどの配当だけでも年利4〜6%もある銘柄の会社も
少なくはありませんし

優待利回りで考えても、同様に高い利回りの銘柄も
数多くあります。


今は、日本資本への資産をコツコツを積み重ねていく。
この方針の継続です。


個別セクターでは、日本株の不動産銘柄も動きが出てきました。
金融が動くとき、不動産株が動きます。


これはいつの時代も同じですから、この動きは注目です。


またアメリカ景気回復のきざしから、
今後、アメリカ経済復活に向けた動きも注目です。


欧州危機への影響も考えられますが
このアメリカ経済回復の動きを今後は注意しつつ
ご自身の投資に生かされると良いと思います。


では、本日はこの辺で


nenri96 at 20:22│Comments(0)clip!

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井手 剛(イデ ツヨシ)

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