日経平均株価は下値更新している点に注目!

お久しぶりの更新になりました(汗)
本日の日本株式市場は、どうも日経平均株価の推移で3週間ぶりに9600円台を越えて上昇と言う形で終っています。

はて、その上昇の理由はなんなのか?というとギリシャの新内閣が新任された事でのギリシャデフォルトリスク回避による安心からというものらしいが・・・

ギリシャの新内閣が信任されたところで、ギリシャの財務状況には全く変化がないことは事実で、この新内閣の信任でデフォルトリスクが軽減したと言うのは、それは気のせいでしょう。

相場は雰囲気で上昇し、下落する生き物であるという事を忘れてはなりません。

早々に現実に直視せざるえずに再び、弱い相場になると思われます。

さて、そんな話はともかく日経平均株価が3週間ぶりに上昇だろうが、株価チャートを見れば日経平均株価の下値更新しているさまが明らかなんですね。

つまり、東日本大震災後に上昇してきた上昇トレンドが完全に崩れて、弱い相場に移行しているという事実があるのです。

今、株価チャートで起きている日経平均株価の事実は、下値更新しているのです。

日経平均株価3ヶ月、6ヶ月チャートをチェックしてみましょう。

■ 3ヶ月チャート
nikkei225_110522_3month


■ 6ヶ月チャート
nikkei225_110522_6month


チャート図をじーっと眺めても良くわかりにくいのですが、下記の時系列で見ると実際に下値更新しているのが良くわかります。

日経平均株価の東日本大震災後の下値抵抗ラインの攻防は以下の通りです。

■ 日経平均株価

2011年4月19日 終値9441円 安値9405円

2011年5月24日 終値9477円 安値9406円

2011年5月25日 終値9422円 安値9415円

2011年6月20日 終値9354円 安値9346円

日経平均株価の下値抵抗ラインは、
安値9405円でしたが、6月入りしてからというもの
6月6日の相場で安値9359円をマークして

終値でも日経平均株価9380円となっています。

その後も、もみ合いながらも6月20日にさらに安値更新している状態となっています。

つまり日経平均株価はじわじわと下落している動きになって言う事実があるということを、しっかりと認識する必要があります。

3週間ぶりの高値という内容はさておき、下値を更新しているという事実に注目です。

また現時点では、下値更新している日経平均株価チャートとなっていますので、今後の動きについては、さらに安値を更新する可能性も高いので注意が必要です。

どうも、あのギリシャのデフォルト関連で今後、近いうちに大きな動きがありそうな気がしています。

という訳で本日はこの辺で!




nenri96 at 17:28│Comments(0)clip!

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この株ブログの管理人
井手 剛(イデ ツヨシ)

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【証券会社】VALU / SBI証券
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