日経平均株価の安値更新となりました。
こんばんは、井手です。
今日も猛暑が続きますね〜。
そんな中でも日経平均株価は別の意味でお寒い状況となっています。
なんとココ最近の株価チャートでの安値を更新しています。
本日、8月17日の日経平均株価は1ヵ月半ぶりで年初来安値を更新しました。
あのドバイショックでの急落11月27日以来の安値となりました。
34円安の9161円となりました。
つまり、安値の抵抗ラインを割っての下落と言う事になっています。
この今の状況を改めて株価チャートで見てみましょう。
6ヶ月と、1年チャートとなります。
■ 6ヶ月チャート
■ 1年チャート
6ヶ月チャートをじ〜っと見れば改めて下値更新しているのがわかりますね。
この下値更新によって今後、さらに下落していく可能性が高まった訳ではありますが、ただ下落幅からの反発反転の上昇もそろそろ考えられる位置でもあります。
トレンドは下落トレンドとなりますが、今の位置からの反発も考慮して、戻り売りを想定に入れたトレード戦略を考えたいですね。
また1年チャートを見ると、昨年11月27日の下落は、いわゆるドバイショックでの下落となりますが、この日の終値は日経平均株価9081円となります。
当然、次はこの株価ラインが抵抗ラインとなりますね。
ここをさらに割っての下落となりますと、さらなる下落モードへの勢いが増しそうですね。
一方で気になるのは、8月23日に会談される予定と発表された日銀総裁と管総理の円の為替に関する会談です。
このトップ会談については、つい最近の事例として
昨年12月2日にも当時の鳩山首相と白川総裁が
会談をして1ドル87円前後から12月下旬には90円台まで
円安方向に値を戻した過去の経緯もあります。
こんな経緯もあるので円安に伴い、株価の大幅反発の展開も考えられなくはないです。
23日までは、23日も含めると4営業日の日本株式市場がありますので、この間までの相場の動きと23日以降の相場では変化があるかもしれませんね。
この日までを一つの節目として相場をみていく形になりそうです。
ドル円相場のドル高の推移を見ると今の所、95円前半で揉み合っていますので、このままの推移であれば日経平均株価も弱い動きが続きそうです。
完全に為替連動の強い日経平均株価となっていますので、来週23日のトップ会談を目安に為替動向に注意したいですね。
では、本日はこの辺で!