日経平均株価と中国市場の動向を考えてみました
こんばんは、本日もお疲れ様でした。
参議院選挙も終えて、ワールドカップも終わって・・・
マーケットは次の材料を探しているといった様子になってきました。
と言うよりも何もなければ、今あるトレンドの流れに合わせた動きに相場は動きそうです。
さてそのトレンドという意味で日経平均株価と中国上海市場の株価の値動きをチェックしてみたいと思います。
ここ最近は、特に日経平均株価は中国市場の動向の影響を受けていると思いますので、であるならば中国上海市場の株価動向も合わせてチェックしたいと思います。
3ヶ月、6ヶ月、1年チャートを眺めてみたいと思います。
まず日経平均株価の動きです。
■ 3ヶ月
■ 6ヶ月
■ 1年
いずれのチャートを見る限り日経平均株価は下値更新の動きとなっています。
1年チャートで見れば安値圏に位置しているとも見れますが、3ヶ月、6ヶ月チャートでは下値更新の動きとなっていますので、ここ数日の反発上昇も上値が重く、再び下落展開になりそうな可能性は高いです。
いずれにせよ日経平均株価9000円のラインを守りきれるか?
ここが焦点になってきそうです。
このラインを固めて再びもみ合いながら上昇するトレンドを作るようであれば
少しずつ買い増ししたい所ですが、現状では下落方向の可能性が高いですね。
続けて中国上海市場の株価動向について見てみましょう。
■ 3ヶ月
■ 6ヶ月
■ 1年
中国上海市場の株価は、3ヶ月、6ヶ月、1年チャートともに完全なる下落トレンドです。
このトレンド継続により、今後も中国上海市場は下落傾向が続きそうです。
すでに中国の不動産市場はバブルが弾けたとも言われていますので、この株価動向は今後も注目です。
また中国上海市場の弱い動きに日経平均株価も影響を受けていますので、この中国市場の動向は今後も注目です。
というわけで総括ですが・・・
ユーロの景気動向、アメリカの景気動向は水面下ではますます悪化の一途を辿っています。
表向きには景気回復傾向にあるという報道もあるようですが、いやいや・・・厳しいですよ。
このソブリンリスクが既にアジアの韓国に飛び火しているという話も入ってきました。韓国ウォン安と、インフレ対策に0.25%金利を上げています。
この動きからさらに韓国の信用不安につながらないか注意しておきたい所です。
という訳で、これらの市場の関連から考えると日本株式市場の株価動向はやはり下落の可能性が高いかと思います。
では、本日はこの辺で!