反落する不動産市場・・・
こんばんは!今日の日本株はダメダメでしたね・・・
NYダウがあれほど上昇しているにも関わらず、相変わらずの不人気日本株というのが今日の動きでよ〜く分かった感じです。
ちなみに昨日のメルマガの編集後記で少し書いたのですが、最近、Jリートに興味がある人が多い見たいです。なぜか?わからないのですが、どうやら聞くところによると、証券会社がおススメしてくるとか・・・
某雑誌の編集者からもリートについてお話を聞かせて欲しいというご連絡も頂いたりと、なぜかわかりませんがリートが注目されているようです。
ちなみにJリートですが、はっきり言って今は短期的には全くおススメできないと見ています。これは僕の判断なので人それぞれの解釈がありますが、2009年3月から不動産市場は底を打って上昇し続けてきました。
これはいわゆる不動産市況のことで、新築物件価格の下落は止まっていないじゃないか!と言われればそれは全然ずれた話なので、それは違いますよ〜!と言っておきます。
その不動産市況がこのところ、上昇から停滞しており再び下落に転じるような動きなっています。また最近では半年前に出した決算の下方修正を発表する不動産関連銘柄なども増えてきました。
どうやら不動産市況は再び暗雲をたちこめてきています。
その動きは既に東証リート指数のETFや不動産銘柄のETFの動きに出てきています。
これを見てください。
これが東証リート指数の動きです。
※ クリックするとチャートが拡大するのでじっくりみてください。
こちらは不動産銘柄のETFです。
不動産関連ということでリートと不動産銘柄のETFと若干違いますが、似たような動きをしてます。またチャートじっくり見ればわかりますが、完全に下値を割れてトレンドが崩れています。
このままさらに下に向かっていく流れになっています。
リート指数の方は顕著に下落方向になっています。
この半年間の上昇が元に戻るような展開になっていますね・・・
不動産銘柄の指数においてもリートほど急降下ではないですが、半年前に戻りつつあります。
さてこの流れをみながら、日経平均株価を見てみたいと思います。
まだ株価の抵抗ラインを割っておらず微妙な所で頑張っている感じです。
しかしながら・・・
不動産市況の急反発が日経平均株価の上昇を先行してきたように、今回の不動産市場の反落が日経平均株価を先行しての反落なるのではないか?と要注意でみております。
と言うわけで日経平均株価の値動きを見る限りでは、踊り場的な雰囲気が漂っている感じです。さらに下にもぐっていきそうなそんなためらいのような動きも感じます。
ですが・・・
不動産市場においては、すでに底割れしてさらに下に動いています。
これはテクニカル的な分析に過ぎませんが、不動産会社の業績も下方修正の発表が連続しているところを見ると、不動産市況の悪化の動きが出てきていると考えられます。
こんな所のタイミングで、リートは全然おススメできませんのであしからず。
個人的には東証リート指数が700〜800くらいの位置で底堅い動きになってきて、さらに再び反転するような動きになってきたらその時に再考したいと思っています。
その時にリートの配当性向や他の指数の動きや景気動向なども含めて総合的に判断したいと思っています。
では、本日はこの辺で!
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