反発上昇も半信半疑の日本株

最近ブログをサボり気味でブログランキングが県外ランクインしています（涙）

本日の日本株は、昨晩のＮＹダウの３００ドル以上の上昇の影響を受けての日本株も大幅上昇となりました。


この背景には、原油安の動きでドルが買われた事や、今まで米国の景気後退ばかりに目線が行っていた所で欧州やオセアニアも景気後退が確認されてきたと言う動きから、相対的なバランスにおいてユーロや、オセアニア通貨が下がる一方でドルが買われて強くなると言う動きになっています。


この動きがＮＹダウが大幅上昇する動きにも繋がっているようです。日本株はこの動きにほぼ追随した格好になっています。


しかし、米国自体の景気が良くなってわけでもなく、さらに悪くなっている現状の中にあってとても不思議な感じがするのが確かです。


ただ、もともと世界のマネーの６割近くが米国市場にあるという現状を考えれば、結局、他の海外市場での景気不安が出てきた事で資金を米国に戻しているという事なのでしょうか？それで米国市場やドル高になっているという理由が付くと言うわけです（謎）


景気不安で資金を引き上げたら米国に戻ったという構図のようですが、どうなんでしょうか？仮にこの動きとバランス調整によってある程度は株価は戻すかもしれません。


ただ経済的な状況は全く良くなっていないので、上昇したとしてもある程度までの上昇にとどまるのではないかと思います


あくまでも世界市場のバランスの水準訂正という事での株価上昇なんじゃないかとかなり半信半疑で見ています。


根本的な所の不動産の下落が止まらなければこの問題は、終わりが見えてこないのでそういう意味で今日のような大幅上昇を見ても、この勢いにのってしまおうなんて思わないです。


とは言え、この動きがいつまで続くかしっかり見極めたいですね。



すでに夕方のイブニングセッションの日経先物の動きをみれば、本日の場中よりも低い動きになっています。やはり今日は上がりすぎたのか・・・


シカゴ日経先物も同様に強くないです。このままで行けば明日は今日の上昇を調整するようなもみ合いになりそうな雰囲気です。


それと気になるのはやっぱり不動産銘柄ですね。
ここがもろに米国のサブプライムショックからなる不動産下落のあおりを思いっきり受けている状況になっています。


今の所、日本株の不動産セクターは民事再生や破産などが出て、実際の不動産系銘柄は右肩下がりで非常に厳しい状況が続いています。


と言う所で日本株においてもこの弱いセクターが本格的に上昇するような形になってこないとサブプライム問題からなる景気後退の動きもまだまだ終わりがみえないですね。


という事でこんな所も踏まえてもっか日本株がどこまで戻すか？
ここに注目ですね。


もみ合いながらさらに上昇するか？
それとも、ジリジリと下落して行くのか？


ここを見て冷静に今の相場を見極めたいです。
待ちの相場ですね。

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という訳で本日はこの辺で

Comments

1. Posted by アトムハンバイ   2008年08月08日 16:28

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