下ひげのチャートだが果たして調整終了?調整入り?

本日の日本株は先週金曜日のNYダウの220ドルあまりの下落とシカゴ日経先物の下落も13700台を付けていた事もあって、今日の日本株は弱くなる事が濃厚な状況でした。


今日一日の日経平均の動き


寄り付き後に下げ幅を拡大していますが、その後、下落も伸びないと見られると買いが入って一時は日経平均は先週の終値から30円ほど安い日経平均1万3900円まで戻す動きもありました。


しかし、後場の後半は利益確定売りと持ち越しを嫌気した投資家のために下落が広がっていく形になりまして結局、日経平均は84円安の13857円で引けています。


今日の値動きを受けて、日経平均のチャートとしては下ひげのチャートとなっており、ここ最近の調整下落が終了となるか?それともまだまだ下落するか?と言う所になっています。


今日の下落があっても、日経平均のトレンドはいまだ崩れておらずここ最近の下値切り上げのチャートは崩れていません。


日経平均トレンドは維持しています。


日経平均13810円、13665円、13540円と下値から反発上昇した値となっています。


この一つ一つの値を割ってくる形になれば、トレンドが崩れて本格調整入りとなってきそうなのですが、今日の日経平均動きを見る限りでは、まだなんともいえないです。


今日はこの節目の13810円よりも下にもぐっていますので、次は13665円が意識されてくる所です。


ここまで落ちてくるとさらに弱さが確認されると言う形になっています。
今の所は、ドル円の為替が安定的な所で日本株も比較的堅調な推移になっています。


NYダウが弱くても、為替も大きく動かなければ日経平均もある程度の株価になりそうというのが今日の値動きを見ての印象でした。


また今日の外国人投資家の寄り付き前注文状況は、2320万株の売りと2100万株の買いで差し引き220万株の売り越しとなっており2営業日連続での売り越しになっています。


売り越し額があまり多くなかったとは言え、金曜日は1090万株の売り越しでしたから徐々に地合が悪くなってきているような印象もあります。


う〜ん、こんな地合ではとてもじゃないですが追加の買いは難しいです。むしろ調整入りするのか確かめるような地合なので今は、節目を割らずに反発して戻すかの確認といえそうな感じです。


外部環境はモノラインの核下げがあり、米金融機関を取り巻く環境が一段と厳しくなりました。モノラインの格下げが起きれば、当然サブプライムローンへの評価も下げざるを得ず、金融機関はその格付けに相当する引当金を積まなければならなくなると思われます。


そうなると・・・
新たなる追加評価損は出てきてもおかしくはないです。もしくは、金融機関の資金ショートなんてものが起こってもおかしくはないです。


この内容次第ではまた相場が大きく危険性があるという事を想定しておいた方が良さそうです。


その時にどういう投資判断をするか?というのを今のうちから想定しておけば損失を最小限にすることも出来るし、下落にあわせて利益を乗せることもできるからですね。


と言うわけで本日はこの辺で。

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という訳で本日はこの辺で


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この株ブログの管理人
井手 剛(イデ ツヨシ)

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