日経平均は大幅高でもNYダウは大幅下落(汗)
荒れる株式相場の相場展望はブログランキングで見比べて明日に備えるべし。
まずは昨日の相場を振り返ります!
昨日は、SQ日という事でしたが、連日下落してきた日本株の一服感と寄り付き前の外国人投資家の注文状況が売り越し高が減ったこともあって、売りが少なかったことから底堅く寄り付きました。
その後、底堅い推移や数日の下落による売り戻しなどやその他アジア市場の堅調な動きを受けて、順調に上昇し続けて、日経平均は上値を伸ばす展開になりました。
結局、日経平均は前日より378円高の13378円で引けています。上昇率にして2.92%の上昇になっています。
また新興市場においてもヘラクレス、マザーズともに2%近くの上昇となっています。ジャスダックは0.7%程度の上昇になっています。
ただ、新興市場にくらべて日経平均の上昇率が大きい所をみれば、外国人投資家の売り玉の買い戻しが多かったのではないかな?という印象です。
正直、あれれ!なんでこんなに上がるんだ!?
という感じでかなり不可思議な上昇で日経平均が大幅上昇してひけています。印象としては、相場参加者が少ない中で特定の大口投資家の売買で相場が動いていった印象です。
と言うのも、テクニカル指数でみても高値圏に位置しておりこの水準から積極的に買い進むとは到底思えないからです。
おそらく金曜日の晩の為替動向の水準訂正から円安に大きく戻していた動きからも日本株を買い戻した動きに繋がったのだと思います。
ここ2,3日はドル円相場が1日で1円〜2円も動くというかなりボラティリティが激しい相場となっていますね^^;
金曜日の前日もECB総裁の発言とかなんかで1ドル100円前半まで落ちた為替レートが一気に101円後半まで戻して、その後、再び102円まで戻すという始末でしたから・・・
それはもう値動き激しいです^^;
そもそも、ECB総裁の発言でそれでけ為替が動くこと自体が怪しいというか、なんとも意味不明な動きです。
結局、昨日のウォルマートの業績が市場予想よりも悪かった事やを米国経済の景気悪化を再確認する指数発表などを受けて、NYダウは256ドルの下落となる大幅下落となっていますし、ドル円相場も再び1ドル100円台後半まで落ちているという始末です。
またG7によるドル安懸念が表明されたみたいですが、正直、この表明もドル安に歯止めがかかるかどうかは全く懐疑的です。
以前もブログで書いた事がありますが、外貨準備高の各国ランキングをみればG7のメンバーはそのうちわずかであり、為替の安定化を図るにはG7だけでは力不足であるとも言われています。
そもそも、米国経済にとってドル安になることはむしろプラスであり、裏の真意としてはむしろドル安を望んでいる節があります。
アメリカは、中国の元の切り上げと、自国通貨のドル安戦略で対外債務の減少や貿易赤字を減らすことが出来るからですね。
よってG7のドル安懸念の表明ってのが、本当の真意であるかは相当怪しいです。たぶん建前の話じゃないかと僕は思っています。
という推測はさておきとして・・・
昨日のNYダウの下落で、シカゴ日経先物も大幅に下落してひけており、昨日の日経平均の上昇はやっぱり上がり過ぎだったと再確認している所です。
やっぱり売り玉の買戻しだけだったのかな?
という事を確認しています。
来週は、いよいよ外資金融機関の決算発表があります。これにむけてかなり意識した相場になっていくものと思います。また日経平均の推移もテクニカル的にはまだ高値圏ラインを推移しているところを見ても、来週は下落相場になることが濃厚な様子とみています。
やっぱり重要な米金融機関の決算発表前にポジションを減らして、リスクを少なくしたいと思うのが投資家の心理ですから、買いポジションはすっきりと減らしておくのが普通だと思います。
よって重要なタイミング前に株が売られる可能性が高いです。。。
と言うわけで本日はこの辺で!
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という訳で本日はこの辺で〜!