あっさりと安値更新の日経平均でした。
荒れる株式相場の相場展望はブログランキングで見比べて明日に備えるべし。
本日の日本株は、先週のNYダウの弱さとドル円相場の1ドル101円台乗せの弱さを引っぱっての弱い寄り付きが予想される相場でしたが・・・
意外にも日経平均は思ったよりも下落幅は弱く数十円下落からのスタートとなりました。
この理由には、日経平均の寄り付き前に発表された1月の機械受注は、前期比19.6%増(予想3%増) の影響もあって想定していた以上に下落した寄り付きではなかったです。
ただ、この数字も日経平均全体の数字を底上げして上昇していく動きになるようなインパクトにはならず時間が経つほどにじりじりと日経平均は下落幅を広げて行く形となりました。
これには機械受注のインパクトがないという事への失望売りが広がった形で結局、米国景気の景気悪化を嫌気した売りに染まって行った形でじり下げして行った流れとなりました。
結局、日経平均は250円安の12531円で終了しており、今年の1月22日につけた日経平均12572円安値をあっさりと割って終わりました。
つまり・・・
日経平均の安値更新となりました。
今年の1月22日に底をつけたラインをさらに潜る形になりましたので、またさらに弱い日経平均の展開が見える形で終わりました(涙)
こうなるとまたさらに日経平均の底値を探って行くような展開になりそうです・・・
またここ数日の間の寄り付き前の外国証券経由の売買動向を確認していますが、ここ2,3日において1000万株を超える売り越が続いており、外国人投資家の売りが再び加速しています。
寄り付き前の外国人投資家の売買動向は?
この動きと連動して、海運、造船、機械関連銘柄はざっくりと下落するような動きになっており、これらのセクターが外国人投資家が買い集めていたのがわかります^^;
それにしても酷い下落です。
ただ、逆を言えば外国人投資家が買い越ししてきた場合には、これらのセクターはいち早く戻り上昇してくると思うので、引き続き寄り付き前の外国証券経由の売買動向は注目したい所です。
今のところ、強めに日本株を投売りしてきているような感じです^^;
日銀総裁の件もありますし、米国の景気悪化もあることですから、この動きは致し方ないですね(涙)
さて明日以降の相場展望ですが、今日の安値更新をした事でもしかしたら多少の戻りはあるかもしれません。と言うのもドル円相場が日本株相場が開いていた時よりも円安にぶれている動きを見せており、明日は意外と堅調かもしません。
安値更新後の売り玉の買戻しなんてあるかもしれませんね^^;
ただそれも、売り玉を買い戻した所で、さらにそこから買いあがるような材料が特に見当たらなければ、少し戻してまた下落に戻ります。
戻り売りの展開になるのが今の相場ですので・・・
とは言え、ドル円相場は先週の終わりねよりも下げて推移していることは違いはないです。なので、弱い中でも多少の戻しという事になるかと思います。
これと同様の動きが日経平均でもありそうです。
また最近の経済ニュースや日経新聞などで1ドル100円割れもありうるか?なんて記事をかなり見かけますが・・・
この100円割れのラインは、そうは言ってもかなりぶ厚い壁があると思います。と言うのも、ドル円相場において今までの歴史で100円を割れたのは1度しかありません。
それも、1994年〜1995年の間の一度だけしかないのです。
見てくださいこの動き
その日米の通貨レートの歴史に1度しかない所に突入しようとしているという事は、かなりの抵抗ラインがそこにあるはずなわけで、そう簡単にその壁は割れないはずです。
なぜ割れなかったのか?
それはもちろん、日本政府による為替介入があったりと、このレベルの為替レートは需給意外にもいろんな要素が関わってくるので、1ドル100円近い水準になるとことごとく反発してきたという歴史があるのです。
ですので、メディアが騒ぐほど簡単に1ドル100円を割れるものではないと思っています。
ただ、ただ〜し・・・
それなりのインパクトが起これば、一気にドル売り進んで連鎖的に下落してドル安が止まらないという事もないとは言えないです。
それなりのインパクトって何でしょうかねぇ^^;
ちょうど1999年3月12日に日本の大手金融機関15行に公的資金投入を決定しています。
それに値するような事が今の米国に起こっていると考えれば、大手の金融機関が破綻したとしたら1ドル100円割れがあってもおかしくはないかもしれません。
と言うわけで100円割れもありえる展開ではあるのですが、既にメディアでその話が出てきているようであれば、逆にそんなに簡単じゃないとあえて僕はお伝えしておきます。
いつもメディアで出てくる頃は、遅かったり、それに乗ってポジションを取ったりすると逆に行くことが多いことからもこんな考えをする一つの理由です。
メディア操作って結構あるもんですから。
情報を発信する理由があるから出てくるものですので・・・
と言うわけで100円割れる前に1999年11月30日につけた101円25銭を割るかどうかココをまず見極めてから次を考えたいと思います。
この節目はそれなりに厚い壁があると思いますので、ここを割ったら100円割れも見えてくるのですが、どういう流れでどういうきっかけでこの次の節目を割ってドル安になるか?その点はとても大事だと思いますね。
と言うわけで今日の日経平均は安値更新の展開で今後においてさらなる不安を残しています。明日は安値更新後で多少の戻しもあるかもしれませんが、買いでエントリーするほどの物でもないだろうという感じです。
まだまだ弱い動きは続きそうです・・・
と言うわけで本日はこの辺で!
なるほど、参考になりました!と言う方は一つクリックで
ランキングが上がりまする。
という訳で本日はこの辺で〜!
本日の日本株は、先週のNYダウの弱さとドル円相場の1ドル101円台乗せの弱さを引っぱっての弱い寄り付きが予想される相場でしたが・・・
意外にも日経平均は思ったよりも下落幅は弱く数十円下落からのスタートとなりました。
この理由には、日経平均の寄り付き前に発表された1月の機械受注は、前期比19.6%増(予想3%増) の影響もあって想定していた以上に下落した寄り付きではなかったです。
ただ、この数字も日経平均全体の数字を底上げして上昇していく動きになるようなインパクトにはならず時間が経つほどにじりじりと日経平均は下落幅を広げて行く形となりました。
これには機械受注のインパクトがないという事への失望売りが広がった形で結局、米国景気の景気悪化を嫌気した売りに染まって行った形でじり下げして行った流れとなりました。
結局、日経平均は250円安の12531円で終了しており、今年の1月22日につけた日経平均12572円安値をあっさりと割って終わりました。
つまり・・・
日経平均の安値更新となりました。
今年の1月22日に底をつけたラインをさらに潜る形になりましたので、またさらに弱い日経平均の展開が見える形で終わりました(涙)
こうなるとまたさらに日経平均の底値を探って行くような展開になりそうです・・・
またここ数日の間の寄り付き前の外国証券経由の売買動向を確認していますが、ここ2,3日において1000万株を超える売り越が続いており、外国人投資家の売りが再び加速しています。
寄り付き前の外国人投資家の売買動向は?
この動きと連動して、海運、造船、機械関連銘柄はざっくりと下落するような動きになっており、これらのセクターが外国人投資家が買い集めていたのがわかります^^;
それにしても酷い下落です。
ただ、逆を言えば外国人投資家が買い越ししてきた場合には、これらのセクターはいち早く戻り上昇してくると思うので、引き続き寄り付き前の外国証券経由の売買動向は注目したい所です。
今のところ、強めに日本株を投売りしてきているような感じです^^;
日銀総裁の件もありますし、米国の景気悪化もあることですから、この動きは致し方ないですね(涙)
さて明日以降の相場展望ですが、今日の安値更新をした事でもしかしたら多少の戻りはあるかもしれません。と言うのもドル円相場が日本株相場が開いていた時よりも円安にぶれている動きを見せており、明日は意外と堅調かもしません。
安値更新後の売り玉の買戻しなんてあるかもしれませんね^^;
ただそれも、売り玉を買い戻した所で、さらにそこから買いあがるような材料が特に見当たらなければ、少し戻してまた下落に戻ります。
戻り売りの展開になるのが今の相場ですので・・・
とは言え、ドル円相場は先週の終わりねよりも下げて推移していることは違いはないです。なので、弱い中でも多少の戻しという事になるかと思います。
これと同様の動きが日経平均でもありそうです。
また最近の経済ニュースや日経新聞などで1ドル100円割れもありうるか?なんて記事をかなり見かけますが・・・
この100円割れのラインは、そうは言ってもかなりぶ厚い壁があると思います。と言うのも、ドル円相場において今までの歴史で100円を割れたのは1度しかありません。
それも、1994年〜1995年の間の一度だけしかないのです。
見てくださいこの動き
その日米の通貨レートの歴史に1度しかない所に突入しようとしているという事は、かなりの抵抗ラインがそこにあるはずなわけで、そう簡単にその壁は割れないはずです。
なぜ割れなかったのか?
それはもちろん、日本政府による為替介入があったりと、このレベルの為替レートは需給意外にもいろんな要素が関わってくるので、1ドル100円近い水準になるとことごとく反発してきたという歴史があるのです。
ですので、メディアが騒ぐほど簡単に1ドル100円を割れるものではないと思っています。
ただ、ただ〜し・・・
それなりのインパクトが起これば、一気にドル売り進んで連鎖的に下落してドル安が止まらないという事もないとは言えないです。
それなりのインパクトって何でしょうかねぇ^^;
ちょうど1999年3月12日に日本の大手金融機関15行に公的資金投入を決定しています。
それに値するような事が今の米国に起こっていると考えれば、大手の金融機関が破綻したとしたら1ドル100円割れがあってもおかしくはないかもしれません。
と言うわけで100円割れもありえる展開ではあるのですが、既にメディアでその話が出てきているようであれば、逆にそんなに簡単じゃないとあえて僕はお伝えしておきます。
いつもメディアで出てくる頃は、遅かったり、それに乗ってポジションを取ったりすると逆に行くことが多いことからもこんな考えをする一つの理由です。
メディア操作って結構あるもんですから。
情報を発信する理由があるから出てくるものですので・・・
と言うわけで100円割れる前に1999年11月30日につけた101円25銭を割るかどうかココをまず見極めてから次を考えたいと思います。
この節目はそれなりに厚い壁があると思いますので、ここを割ったら100円割れも見えてくるのですが、どういう流れでどういうきっかけでこの次の節目を割ってドル安になるか?その点はとても大事だと思いますね。
と言うわけで今日の日経平均は安値更新の展開で今後においてさらなる不安を残しています。明日は安値更新後で多少の戻しもあるかもしれませんが、買いでエントリーするほどの物でもないだろうという感じです。
まだまだ弱い動きは続きそうです・・・
と言うわけで本日はこの辺で!
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という訳で本日はこの辺で〜!
この記事へのコメント
1. Posted by しゅう 2008年03月11日 01:43
今回とても面白かった。
勉強になります。