ドル安容認で下落相場のはじまり?
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昨日の相場から振り返ります!金曜日の相場は、弱い米国の経済指標を受けてNYダウの下落と、ドルの大幅な下落を受けての日経平均の寄り付きとなりました。
何でもFRB議長のバーナンキ議長の発言によるドル安容認ともいえる発言から、一気にドル安が加速した形になりました。106円半ばから一気に105円台に落ち込みました。
その動きを受けての日経平均の弱さでしたが、バーナンキ議長発言の中で「中小の金融機関は破綻する可能性もある」なーんていう物だから、今後のリスク不安を煽って、日経平均も反発する動きは弱く逆に売りが加速して行く展開になりました。
残念ですが、米国経済が傾くというのをあっさりと認めてしまったので、一気にドルが売られる展開となり、その影響でやはり日経平均も下落しています。
結局、日経平均は弱い展開が続いて、前日より322円安い、13603円で終了しています。下落率は2.32%と言う感じです。
また新興市場においても、軒並み下落する形となって2%前後の下落となっています。
さて気になる今後の相場展望ですが、日本株式市場が終了後にドルがさらに売られて104円台にあっさりと突入して、もみ合いながらも下落していき、NYダウの市場で大幅下落が確認されるとさらにドル安が進行する形となり、結局、103円台後半で週末を迎える形になっています。
そして金曜日のNYダウですが悲しいかな大幅下落です。
シカゴ日経先物も金曜日の引け値より大幅に落ち込んでいます。厳しいなぁ・・・
と言うのが率直な感想ですが、肝心の米国経済が不透明感ばっちりなので、この弱い展開は暫く続く物と思われます。
バーナンキ議長の発言後にどういう対策をしていくか?また破綻銀行はどこなのか?これがスッキリしてこない限りは、下落相場は続く物と思われます。
ドル安も先週の108円台から一気に落としていますが、まだ下げ止まる様子もなく、米国経済の不安要素がまだ明らかになっていないので、まだまだ弱い動きが継続しそうです。
下落は続く展開が順当でしょうね。
米港経済の悪材料出尽くしにならないとドルの下落も止まらないと言った形でしょうか。
また日経平均もこの所の上昇し続きでしたが、ある意味では丁度良いタイミングで下落のネタがきた形なっています。
ここ最近の底値は12500円ラインなのでまずはそこをターゲットとして、そこのラインまでは、買いでのエントリーはまず厳しいでしょう。
そしてこの水準でも、そこかどうかはわかりかねますので安易に突っ込まない方が身のためでしょう。
今の流れならばまず買いをクローズして、様子見する。
もしくは売りに転換するのが得策です。
来週は、ドルの下落を探る展開とともに日本株も同じような動きの様子見となりそうです。
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という訳で本日はこの辺で〜!