銀行株の上昇で相場が支えられた1日でした。
ブログランキングも体調とともに少しずつ復活します!
本日の日本株は昨日の先物売りの修正戻しでの上昇から始まった相場になりましたが、その後、米国のサブプライムローンの信用収縮問題の不安の再燃により、追加買いも続かず上値の重い動きから売りこまれる展開になり、結局、日経平均は15031円で前日より1円高で終わっています。
また新興市場も軒並み売られる展開になっており、各新興市場は2%前後の下落の相場となりました。
しかしながら、昨日のモルガンスタンレーの四半期決算発表にはびっくりしました。なにせ四半期だけで1兆円近い評価損ですよ・・・。
たった1行の四半期でこれだけとは、どんだけ〜!と言う感じです。このインパクトニュースにあわせて中国政府系ファンドから50億ドルの資本注入ときました。
このお陰でさほど、NYダウもモルガンスタンレーの決算に反応していないですけど、どれだけ不感症なんだよ!と突っ込みたくなります。いやはや、他行はどうなんだろう・・・と真面目に怖いです。
ここにモルガンスタンレーの決算発表をリンクしておきます。
これを読んでどう思いましたか?
僕は米国と中国とが戦略的パートナーシップを結んだと考えるのですが、どうでしょうか?
一方で邦銀メガバンクは、融資を見送ることを決定したと報道がありました。この決定がわかつものは?時代の潮目が変わったなと思いました。
つまり・・・
米国は日本を見捨てて、中国と組むことを選んだという事ではないでしょうか?
その結果どうなるかと言うと、おそらく日本の大買収時代がさらに本格化すると思われます。既に政治的に三角合併という日本企業を簡単に手に入れられる法律は整っていますし、あとは時間の問題か?と感じでしょうか?
米国は自国が沈没する前に、あらゆる手を尽くして日本の資産を食いにくるのではないか?
というシナリオですね。
日債銀、長銀、りそな銀行、日興証券は既に外資の手がかかっています。そしてゆうちょ銀行も時間の問題かもしれませんね。株式化して上場した後に、ゆうちょ銀行の一斉バッシングやスキャンダルや不正が露呈されて、一気にゆうちょ銀行を落としに来るかもしれません。。。
本日は、皮肉にも大東建託の株式売却に外資数社が殺到しているらしく、より顕著に動きが出て来ていますね。
うーん、日本は一体どうなってしまうのだろうか?
と一投資家ながら金融世界の動きから日本の将来を考えてしまいます。
薬害訴訟にしても、日本政府の無力さを露呈しているとしか思えません。いつの時代から自国の国民を犠牲にして利益を得るような国に成り下がってしまったのか??本当に残念でなりません。
というよりも、既にもうどうしようもない状況に日本政府が陥っているのかも知れません。本日の邦銀メガバンクの決定をみて思いましたね。余裕がない決断としか思えない・・・
この決断によって買われている銀行株の上昇を全く喜べません。今日はこの銀行株の上昇ガ相場を支えた印象は強く、この買い上がりがなければさらに弱い日経平均になっていたと言う印象が強いです。
またこの所の日本株の弱さは、個別銘柄を見れば外資機関に買われていた銘柄の売込みが激しく、著しい落ち込みになっています。もちろん好業績を理由に買われていた銘柄なのですが、それでもこの所の下落は大きいです。
これもまたサブプライムローンの影響と言えるのだと思いますが、昨日のモルガンスタンレーの四半期決算の内容を見ても、この先、さらに評価損が増えることも予想されるわけでして、そうなるとまた日本株の売りが続く物と思われます。
明日も連休前の相場でとても積極的に買いすすめられるような状況ではないと言う感じです。
とは言え、売り増しもかなり微妙な感じです。
米国金融機関による年末越のリスクがささやかれている中で、今は消極的にポジションをかなり減らして様子見して何もしない・・・と言うのが賢明な相場ですね^^;
という訳で本日はこの辺で!
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という訳で本日はこの辺で〜!
この記事へのコメント
1. Posted by ソレント 2007年12月22日 15:59
初めまして。ソレントと申します。よろしければ相互リンクお願いいたします。
2. Posted by ソレント 2007年12月22日 16:01
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