伸びる新興上場企業は？

ランキングは落ち込んでいます（涙）


こんばんは！
この週末は、色んな人と会ってました。


その一部をちょっとだけ紹介します。
土曜日の朝から、都内某所のホテルでこんな人と会っていました。


この人　⇒　行列のできる転職相談所


キープレイヤーズ代表の高野さんです。
実は、先週ご一緒した地引網の縁から広がっていたりするのですが、高野さんは転職相談で何千人もの相談経験があり、人の選球眼はすばらしいものがあります。


また高野さんもインテリジェンスでかなり実力のあった方で、最近話題の新興企業の人脈や人となりにかなり詳しいという事もあり・・・


いろいろと突っ込み聞いて見ることにしました。
で、僕は投資家の視点で是非聞いてみたかった事があります。


■　新規上場した企業が伸び続ける経営者の素質の違いとは？

■　上場後に伸びる会社の違いとは？

■　上場後に伸び続ける会社の社員の違いとは？


僕自身、投資する会社に対して、業績データや株価データだけでなく、実際のサービスや社員や経営者などを必ず見るようにします。

いわゆる３次元的な見方ですね。


そこで、こんな質問をぶつけたのです。
で、とっても面白い事を教え頂きました。


これは高野さんの一つの見方なのですが・・・


上場後に伸び続ける経営者と言う所では？
あえて苦手な分野を挑戦していると言う点です。


例えば、もともと戦略的コンサルタント業界出身の人に関わらず、IT系の事業を展開していたり、もともと技術屋なのに営業の会社をやっていたり・・・


そういう元々長所があるにもかかわらず、違う分野で勝負している会社は懐が深いというか、強いという事なのです。


また上場後に伸び続ける会社はどこが違うと言う所では、まず、ビジョンがしっかりしている事が重要であるとの事でした。


また、企業として特徴的のある会社であるという事です。
やっている事業に圧倒的な強みがある所は、武器があって強いという事なのだそうです。


また、上場後に伸び続ける会社の社員はどこが違う？と言う所では、上場後には上場前と違ってストックオプションなどの旨みがない。ただ、そういう旨みは抜きにして、会社に入社してくる人間が面白い人間、いわゆる色んなタイプの人間が入ってきている会社かどうか？

という事でした。


実は僕自身も、上場した会社にいた経験があるのでこの辺りは良くわかるのですが、上場後は社員で小金持ちになる人も多く、人が少なからず流出します。


そして会社自体がどうなっているか？鬼のように忙しいのか？新しい人材が入ってきているのか？この辺りなど今思い返せば気がつくことが多々あります。


自分の場合を言えば、ビジョンは弱く、人材の変化がそれほどなかった会社でした。相変わらず社員は鬼のように忙しかったのですが・・・


結果どうなったかというと、上場後のひずみが後で来るわけで、株価は上場後しばらくは、急騰するものの、株価は急降下してしまうわけですが・・・汗


という訳で、自分自身がその社内を見てきただけに是非聞いてみたかったのです。そして、聞いてみて凄く面白い発見がありました。


今ある新規上場企業を色んな視点で見てみる事、これは当たり前のような事ですが、と〜っても大切な事ですよね。


最近話題の、mixiなんかも業績面だけで見てしまうと、どうしても株価は高すぎると見られがちですが、株価が落ち着いた後に会社自体の中身をし〜っかり眺めてみると伸び続ける会社であるか？そうでないのか？ヒントがみえると思うのでした。


さて来週の相場ですが・・・・
日経平均は、じわじわ弱含み。新興市場は底堅い。と言うのが今の見方です。日経平均は、円高傾向で輸出関連株が弱い事もあってその影響が考えられるわけです。


ただ、全体としては今の水準からさらに下げると言うのは、なかなか考えにくい感じです。


良いニュース、悪いニュースに敏感に反応しそうな相場です。


という訳でこんな感じの相場観です。
そんな訳で、本日はこの辺で！


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